「勃つ・イクだけがすべてじゃない。80代のお客様との時間から感じたこと」
- tantratakamatsu
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こんばんは。2号です。
あっという間に梅雨が終わってしまったのでしょうか?
今日は本当に暑かったですね。
今日も一日本当にお疲れさまでした。
さて今日は、私が最近お会いした、
あるお客様との時間について少し綴らせてください。
その方は、推定80代くらいのご高齢のお客様。
予約の際に少し気にされていたのか、
施術前にこんなふうにおっしゃいました。
「もうなかなか勃たないし、イカないけど、いいかな?」
私は、「もちろん、大丈夫ですよ」とお伝えしました。
というのも、私は『“勃つ”ことや“イク”ことが全てではない』と思っているからです。
特に“性感マッサージ”という世界においては、
目に見える反応だけが「快感」や「満足」の証ではありません。
触れられること、受け入れられること、
温もりを感じること、安心して呼吸できること——
それだけで、人は性的に興奮し、
全身がほぐれて、心まで解けていくものです。
そのお客様も、施術中に何度も
「ああ、幸せ」
「とっても気持ちいい」
と言葉にして、笑顔を見せてくれました。
最後に射精があったかどうかは、正直、私にはわかりません。
けれど、ご本人の表情と「ありがとう」という声から、
心と体がちゃんと満たされていたことが伝わってきました。
いくつになっても、性欲があるのはおかしいことではありません。
「気持ちよくなりたい」
「誰かに触れてほしい」
「認められたい」
そんな気持ちは年齢に関係なく、ごく自然で尊いものです。
そんな心の声に寄り添って、「気持ちいい」「幸せ」という
リアルな感情に立ち会えるこの仕事。
私はとても誇りに思っています。
年齢を重ねたからこそ生まれる繊細な感覚や、
静かだけど深い心の反応——
それに触れられた素敵な出会いに、感謝しています。
読んでくださってありがとうございました。
また書きますね。おやすみなさい。
2号より




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