自分を許せない、愛せないあなたへ
- tantratakamatsu
- 6 時間前
- 読了時間: 3分

こんばんは、2号です。
毎日暑すぎるせいか、眠気がハンパないです。
みなさまはお体大丈夫ですか?
先日、私の本業のサロン(非風俗)に来られたお客様の話です。
極度の潔癖症で、普段から他人との距離感に
とても気を遣って生きておられる方です。
会話のなかで、その方は、潔癖症のために、
今までそういう行為(それが性行為全般なのか定かではありませんでしたが)を
したことがない、とおっしゃいました。
私は以前から彼との会話を通して、
彼のなかに以下のような感情があるのを感じ取っていました。
「あるがままの自分を受け入れられない」
「そんな自分が他人に受け入れてもらえるはずがない」
「だから自分の"本能的な部分"をさらけ出すなんて怖くてできない」
彼のなかにあるその思いは、かつての私自身とよく似ています。
私もかつて、自分のことが嫌いで、
自分のことも他人のことも許せなくて、
どう生きればいいのかわからないようなモヤモヤした日々を
過ごしていた時期がありました。
そんなときに、他人と文字通り裸で関わり、
お互いの心身を癒したり癒されたりすることで、
少しずつ変わっていったのです。
むき出しの自分を否定されずに受け止められる感覚。
誰かの温もりに触れて、包まれる感覚。
こんな自分でも相手を喜ばせることができる喜び。
一緒にただ、気持ちいいというポジティブな感情を共有できた経験。
それはまるで、心の奥底に固まっていた氷が、
少しずつ溶けていくような感覚でした。
性的な癒しは、単なる快楽ではありません。
それは、今まで触れたくなかった、
でも本当は触れて欲しかった、本当の自分とやさしく向き合うための時間です。
あなたの本能は汚いものでも悪いものでもない。
人間としてごく自然の、当たり前の、そしてとても尊い感情です。
自分で受け入れられなかった自分を、
誰かに受け入れて抱き締めてもらうことで、
「このままでよかったんだ」という安心感を得られるはずです。
もちろんそれですべてが好転するわけではありません。
現実的な問題が解決するわけでもありません。
でも、そもそも「問題」を作り出しているのは
自分の「心」なんです。
その「心」が変われば、見える世界が変わり、
きっと何かしらのきっかけをつかむことができるようになる、
と私は信じています。
この世のなかにたくさんいるであろう、
過去の私と同じような「あなた」に届きますように。
そう思って、私はこの仕事をしています。
2号より




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